あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
「子どもが全く本を読んでくれない」
「せっかく本を買ってあげても途中で放り出す」
「読解力が低いためテストの成績が悪い」
このような悩みを抱える方にピッタリの記事をご用意しました。
本記事を読むことで、子どもに読書習慣を身につけてもらう方法や、自ら進んで本を読んでもらうための方法がわかります。
子どもの読書に関して悩んでいる方はぜひ読んでみてください。
読書の重要性
集中力を養う
小さいお子様や小学校に上がったばかりぐらいの年齢にありがちなのが、じっとして何かをすることができないということ。
小学1年生ですと、授業時間が45分もあり、保育園などから上がった子はいきなり長時間も座っていることが難しいことが多いです。
本はその場で読むことができ、ハマれば時間を忘れて集中してしまう、魔法のようなアイテムです。
通信簿などで集中力が散漫であると評価されることの多いお子さんには、集中力を高めるトレーニングとしてピッタリだと思います。
読解力の向上
近年、長い文章を読めない人が増えているというニュースをよく見かけるようになりました。
その要因として考えられているのが、「読書離れ」です。
若年層を中心に長い文章を読むことができなくなってきているようです。
学校の教科書や試験問題は長文のものも多いため、読解力の低下=学力低下につながります。
読書をすることで長文を理解する力を身につけることができ、試験問題なども苦労することなく読むことができます。
想像力を養える
アニメやマンガ、ドラマなどの映像化・実写化されたものでは想像力を養うことはできません。
情報を受け取るスタンスが受け身になっているからです。
基本が文章である小説やビジネス書などは、文章を読み取り、自分の頭の中で情報処理をする必要があります。
この際に文章の表面的な部分だけでなく、背景や隠された意図などを読み解こうとする力が働くため、想像力を鍛えることができます。
想像力に乏しいと、言葉や文字の表面でしか意味を捉えることができなくなるため、詐欺などにも引っかかりやすくなります。
想像力を鍛えることは、真実を見抜く力を身につけたり、相手を思いやることができるようになるため、これからの生活に必須と言ってもいい能力です。
言語化する力が身につく
読解力の低下が学力低下にもつながると話をしましたが、それはつまり、自分の言いたいことを言語化する力が身につかない原因にもなります。
そもそもの単語を知らなかったり、どのように文章を組み立てればいいかがわからないため、相手に意志を伝えることもできません。
インプットとアウトプットを繰り返すことで、文章を書く力や伝わりやすい言葉を紡ぐ力が身につきます。
デジタルデトックスができる
近年はテクノロジー機器の進化も目覚ましく、子どもも含めてスマートフォンは1人1台というような社会になってきています。
そんな社会ですから、大人だけでなく子どもたちも1日中デジタル機器を使って過ごすような日々です。
僕が小学生の頃(2000年代半ば)と比べると、メガネをかけている小学生や中学生の姿を多く見かけるようになりました。
やはり親としては子どもの視力低下は由々しき問題だと思います。
読書(紙の本に限る)においては、そんなデジタル機器から離れて過ごすことが可能となる習慣です。
1冊を読み終えるためには数時間を要することも多いため、デジタル機器から子どもを離したい方にはちょうどいいかもしれません。
子どもが進んで読書をするために
親が読書している姿を見せる
子どもに「読書をしなさい!」という親御さんの姿はよく見かけます。
しかしよく考えてみてください。
お子さんが読書をする習慣がないのはなぜでしょうか?
興味がないなどはもちろん考えられると思いますが、最も重要なのは、「親が読書をしていないこと」です。
当然ですが、子どもにとって一番身近なお手本は親の方になります。
子どもの成長スピードはとても早いですが、それは周りの人のマネをすることで様々なことを覚えていっているためです。
ですので、親の習慣を真似してしまう子供の前では、親が読書している姿を見せることができるかが重要です。
図書館に行く
皆さんご存知のように、図書館には本がいっぱいあります。
そしてその本は無料で読むことができます。
お金がないことは本を読めない理由にはなりません。
図書館に行けば、絵本、児童書、文庫、新書、ビジネス本、洋書など様々な本に触れることができます。
多くの本に囲まれ、自分で本を選ぶという経験を身につけることもできるため、たまには図書館へのお出かけも検討してみるのもいいかもしれません。
一緒に読める本を探す
子ども一人で読ませるのではなく、子と親で一緒に読むことで子どもの読書習慣も身につきやすくなります。
子どもが読書をしない理由の一つに、文章を読んでも意味がわからないために、十分に楽しむことができないことがあります。
一緒に本を読むことで、理解するのが難しいところもフォローすることができるので、躓きを減らしながら読書を楽しんでもらうことが可能となります。
本だけでは分からない情報を補足してあげることで、より一層読書体験を深めることもできます。
おもちゃで遊ぶだけでなく、一緒に読んだり読み聞かせをしながら子どもと過ごす時間が増えると素敵だと思います。
本は子どもに選ばせる
あなたが読ませたい本を読ませるのはやめましょう。
子どもからすると、読むものを押し付けられるような感覚になってしまうため、純粋に読書を楽しむのではなく、ノルマをこなすような感覚になってしまいます。
自分で読みたい本を選ぶことで、読む楽しさを知ることができ、読書習慣をつくりやすくなります。
たまには図書館や書店めぐりをして子供の感性のままに本を買ってみましょう。
あなたが読ませたい本は本棚の中にこっそり忍ばせておき、いつか手に取ってくれることを願いながら待ちましょう。
まとめ
本記事では、子どもから進んで読書をするようになる方法について解説しました。
子供だけに読書をさせるのではなく、親子一緒に楽しむことができる環境づくりが大切になってきます。
子どもに本をオススメばかりするのではなく、子どもからも本をオススメしてもらうなど、一緒に楽しめる方法を考えてみてください。