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島には爆弾 目覚めたら死体 犯人を探してはいけない極限状態を生き残れるか…?『十戒』
夕木春央『十戒』のネタバレなし感想です。 孤島のリゾート開発視察に訪れた一行を襲う魔の手にドキドキするミステリーです。 何年も誰も訪れていないはずの島には爆弾が置かれており、一夜明けると他殺体が発見されるというなかなかドラマチックな展開の... -
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『方舟』生き残りをかけた犯人探し!方舟を脱出できたのは犯人以外?それとも…
夕木春央『方舟』の読了後感想です。 本作は、ある山奥の地下建築に閉じ込められてしまった主人公たち一行が、地震によって誰か一人を犠牲にしなければ脱出できない状況に陥るところから始まります。 犠牲者を選ぶのは簡単です。 それは、この地下建築で殺... -
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これはヤバすぎるでしょ…知らないほうがよかったかもしれない真実『穢れた聖地巡礼について』
背筋『穢れた聖地巡礼について』の読了後感想をネタバレ無しでお送りします。 前作、『近畿地方のある場所について』で一躍有名となった背筋さんから、満を持しての新作になります。 本作のキーワードは、「げんきなあなたがうまれます」。 この言葉は一体... -
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同じ事件なのに真実が2つ!?2冊読んで完成する新感覚ミステリ『ぎんなみ商店街の事件簿』
井上真偽『ぎんなみ商店街の事件簿』シリーズの読了後感想です。 今回紹介するのは、『ぎんなみ商店街の事件簿~Sister編~』と『ぎんなみ商店街も事件簿~Brother編~』の2冊です。 なぜ2冊なのかというと、この2つの作品はお話がリンクしているんです。 ... -
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史上最悪の爆弾犯スズキタゴサク!彼の言葉遊びの真意は…『爆弾』
呉勝浩『爆弾』の読了後感想です。 スズキタゴサクと名乗るいかにも怪しそうな男の予言により、東京で爆弾が爆発する事件が発生します。 警察はスズキを重要参考人とし、爆弾設置場所の特定に走りますが、いずれもスズキの手のひらの上で転がされてしまい... -
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母性とは?母親とは?母親になりきれない女と娘の愛を描いた衝撃作『母性』
湊かなえ『母性』の読了後感想です。 やはり湊かなえさんの文章はえげつない。 母親の手記と娘の回想をもとに進んでいくミステリーとなっており、真相に近づくに連れ、とても恐ろしい想像ができてしまいます。 作品をただのミステリーで終わらせないあたり... -
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こんなことで…思わぬ事態を呼ぶ人の闇ほど怖いものはない『許されようとは思いません』
芦沢央『許されようとは思いません』の読了後感想です。 本作は、5つの短編で構成されたミステリー作品になります。 いずれも、人の心に巣食う闇によって思ってもいなかった方向に話が転がっていってしまい、とんでもない事態に巻き込まれてしまう…という... -
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占い師がヤバすぎる!一見関係ないような怪談に恐るべき共通点が…『火のないところに煙は』
芦沢央『火のないところに煙は』の読了後感想です。 一見、一つ一つの話には関係のなさそうな短編ですが、底に潜む恐るべき共通点がポイントとなるホラー小説です。 軽い気持ちで読み始めると、とてつもない恐怖を味わうことになるかもしれません。 あらす... -
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『ロスト・ケア』介護現場の現実と日本社会の歪み!犯人の善悪が問われる究極ミステリー
葉真中顕『ロスト・ケア』をネタバレありで紹介しています。 介護業界と日本社会が抱える課題をテーマとした本作は、大きな波紋を呼びました。 『ロスト・ケア』はどんなストーリー? 戦後に発生した連続殺人事件で最も多い43人もの人間を殺害し、起訴され... -
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三度現れる蒲生美智留。国会議員・バスの添乗員・ジム利用者との関係は…?『嗤う淑女 二人』
中山七里『嗤う淑女 二人』を読了したので紹介と感想です。 本作は、『嗤う淑女』『嗤う淑女 ふたたび』で有名な嗤う淑女シリーズの続編になります。 『嗤う淑女 二人』はどんなストーリー? 高級ホテルで行われていた同窓会で大量毒殺事件が発生! 犠牲者...