やんやん– Author –
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貴志祐介最新作!『さかさ星』の感想まとめ ファン必携の一冊
貴志祐介『さかさ星』を読んだ感想まとめです。 ネタバレは若干含みますのでご注意を。 満を持して登場した貴志先生の最新作です。 『黒い家』や『悪の教典』に続く「人の悪意」が引き起こす最恐ホラーとなっています。 ホラー好きや貴志先生の作品が好き... -
【ネタバレなし感想】『逆転ミワ子』またやられた!電子書籍化不可能の神作品!あなたにこのメッセージが解けるか?
藤崎翔『逆転ミワ子』の紹介と感想をネタバレなしでいきたいと思います。 先に言ってしまうと、この本めちゃくちゃ面白いんです。 前々作、『逆転美人』の時も、電子書籍化不可能といわれ、そのトリックには大きく驚かされましたが、今回はそれ以上かもし... -
2024年オススメのホラー小説15選!ガチホラーやヒトコワなどあなたの心を虜にする作品が多数!
2024年に特に読まれた日本のホラー小説の中から、おすすめの作品を以下にまとめました。これらの作品は、さまざまなスタイルやテーマを持ち、ホラーファンにとって魅力的な内容となっています。 『変な家』雨穴 奇妙な間取り図を軸にしたホラー小説で、ミ... -
【ネタバレなし感想】『汚れた手をそこで拭かない』プールの水をうっかり抜いてしまったことを隠し通せるか?心理戦が超面白いイヤミス
芦沢央『汚れた手をそこで拭かない』の感想と紹介です。ネタバレなし。 イヤミス短編集となっている本作には、5編の短編が収録されています。 そのいずれもが後味の悪いような終わり方をします。 イヤミスと言えば湊かなえさんが有名ですが、芦沢央さんの... -
【あらすじ・感想】『まほり 下』衝撃の事実…母親の正体は〇〇だった。【ネタバレなし】
高田大介『まほり 下』の感想と紹介です。ネタバレはなし。 上巻からの続きとなり、「まほり」の真実に近づいていく。 引き続き母親の出自について探す裕であったが、辿り着いた先は全く予想もしていない結末か。それとも予想していた酷い真実か… 監禁され... -
【あらすじ・感想】『まほり 上』少女は馬鹿と呼ばれ、監禁されている…その町には蛇の目のお札が貼られ…【ネタバレなし】
高田大介『まほり 上』の感想と紹介です。ネタバレは含みません。 「馬鹿」と呼ばれる少女を探す少年と、自分のルーツを探す青年が遭遇する恐ろしすぎる物語。 調査を行う上州の村では「蛇の目紋」のお札が至る所に貼ってあるという噂が… そして少年は、『... -
【要約・感想】『物語思考』やっぱり大事なのは環境を整えること。キャラクターで人生は変わる
けんすう『物語思考』の要約と感想です。 自分がやりたいことについて思い悩んでいる人必見です。 本書の考え方は、キャラを設定し、そのキャラに動いてもらうことで、自然と自分の行動を変えていけるというものです。 やりたいことが見つからない人や、本... -
【あらすじ・感想・ネタバレ】『十戒』島には爆弾。目覚めたら死体。犯人を探してはいけない極限状態を生き残れるか…?
夕木春央『十戒』のネタバレなし感想です。 孤島のリゾート開発視察に訪れた一行を襲う魔の手にドキドキするミステリーです。 何年も誰も訪れていないはずの島には爆弾が置かれており、一夜明けると他殺体が発見されるというなかなかドラマチックな展開の... -
【あらすじ・感想・ネタバレ】『方舟』生き残りをかけた犯人探し!方舟を脱出できたのは犯人以外?それとも…
夕木春央『方舟』の読了後感想です。 本作は、ある山奥の地下建築に閉じ込められてしまった主人公たち一行が、地震によって誰か一人を犠牲にしなければ脱出できない状況に陥るところから始まります。 犠牲者を選ぶのは簡単です。 それは、この地下建築で殺... -
【ネタバレなし感想】『穢れた聖地巡礼について』これはヤバすぎるでしょ…知らないほうがよかったかもしれない真実
背筋『穢れた聖地巡礼について』の読了後感想をネタバレ無しでお送りします。 前作、『近畿地方のある場所について』で一躍有名となった背筋さんから、満を持しての新作になります。 本作のキーワードは、「げんきなあなたがうまれます」。 この言葉は一体...