中吉虎吉『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』のネタバレ含む感想です。
2025年1月にアニメ化も決定した本作ですが、今勢いがヤバいことになっています。
まさかの「異世界×戦隊」という異色の組み合わせが実現し、しかもおもしろいという奇跡です。
異世界という地で戦隊レッドは1人で戦っていくことができるのか?
作品が気になった方は本記事をぜひ読んでみてください。
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』の特徴
- 絆創戦隊キズナファイブのレッドが異世界で冒険者になる
- 持ち前の明るさで色んな人と絆を結ぶ
- レッドが異世界に召喚された理由とは…?
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』の要約
悪の組織の幹部の親玉に1人立ち向かっていったレッドは、決着の後、異世界に飛ばされていた。
元の世界と何もかもが違う世界にて、レッドは冒険者としての生活を始めることに。
持ち前の明るさと強さで、出会った人々と絆を結び強くなっていく。
没落した名家の復興を目指すイドラとともに、キズナレッドの冒険が始まる。
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』の感想
いきなりですが、僕は特撮作品のファンです。
特に仮面ライダーシリーズに熱中しており、そこらへんの子供よりは知識を蓄えている痛いやつです。
そんな男がこの作品を読んで思ったことは、「戦隊のキャラってこんなに痛い感じなんだ」ということ。
なぜその事実に気づいてしまったのか。
それは、異世界ものとしてこの作品を読み始めたため、そもそもの入りが特撮作品を見るときとは違うわけです。
その結果、普段特撮作品を見ないような人たちと同じ視点を持つような形になってしまったのです。
本作品のレッドを見ていると、心にもやもやした感情が生まれてしまいます。
特撮を好きな自分とこんなテンションが高くて暑苦しいヒーローを応援していたのかと思うと、どことなくやるせなくなってくるような…
個人的にはそんな感情に陥ってしまった瞬間もあるわけですが、正直おもしろい作品です。
まさかの戦隊ヒーローが異世界へと飛ばされ、戦隊の力を使って冒険者になるという。
僕らがよく見てきたような変身シーンや必殺技、合体ロボットが登場し、モンスターなどをなぎ倒してく様は爽快そのものです。
変身のたびに爆発するし、敵を倒せば爆散するし、敵からのドロップアイテムは焦げついてるしでただのヤベー奴感が半端じゃありません。
これからどんどん面白くなっていきそうな展開に心が踊ります。
異世界×戦隊って意外と相性良かったんだなと改めて思いました。
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』を読んだ人のレビュー
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』のオススメ度
よくある異世界転生モノに飽きてきたという方にこそオススメです。
異世界×戦隊ヒーローという異色の組み合わせですが、一周回って特撮作品に触れてみたくなる人も増えるのではないかという本作。
- 特撮作品が大好きな人
- 普通の特撮以外にも触れてみたい人
- 少し痛いぐらいの主人公にこそ惹かれる人
上記の方にもオススメの作品です!
『戦隊レッド異世界で冒険者になる 1』:まとめ
特撮ヒーローが苦手でも読み進めやすい作品となっています。
伏線や謎も散りばめられ、今後の展開も気になる第1巻となりました。
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