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【感想・ネタバレなし】『逆転美人』あの作品よりも鳥肌立つかもしれない神トリックミステリ!結末が衝撃過ぎる【電子書籍化不可能】

今回は、藤崎翔『逆転美人』のネタバレなし感想です。

この作品には、あるトリックが仕掛けられています。

ミステリなのでトリックがあるのは当然なのですが、それが一筋縄では解けない仕掛けになっています。

しかし、最後まで読めば誰でもその謎を解くことができ、気づいたときには前のページを読み返していることでしょう。

それほど、違和感なくトリックが仕掛けられています。

この世には数多くのミステリ作品が存在し、ミステリ好きの僕らを飽きさせることはなかなか難しいように思います。

それでもミステリ小説に最近飽きてきたという方はぜひご一読ください。

おそらく、一生に一度しか味わうことのできない感動を体験できると思います。

目次

あらすじ

「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。

でもそれが私の人生に不幸を招き続けているのです」飛び抜けた美人であるせいで不幸ばかりの人生を歩むシングルマザーの香織(仮名)。

娘の学校の教師に襲われた事件が報道されたのを機に、手記『逆転美人』を出版したのだが、それは社会を震撼させる大事件の幕開けだった――。

果たして『逆転美人』の本当の意味とは!? ミステリー史に残る伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!

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登場人物

香織(仮名)

本書に登場する手記の人物。

誰もが羨む容姿端麗さを持ち合わせているが、その反省は絶望に満ちている。

読み応えポイント

ある不幸な美人の手記

本作の大半は、ある不幸な美人の半生を綴った手記です。

多くの人はこの手記を読んで同情するでしょう。

誰もが羨み、妬み、憧れる存在の美人という存在が、まさかこのような人生を送るなんて。

美人=キラキラではないのです。

この文章、何かが変…?

あなたは気づくことができるでしょうか。

この手記に隠された秘密について。

手記を読み進めていくと、何か違和感を感じるはずです。

小さなトゲのようなその違和感が、後にあなたの心に大きな衝撃をもたらすでしょう。

電子書籍化不可能

おそらく電子書籍化することは不可能なのではないかという作品です。

その秘密は明かせません。

この作品の根幹に関わる部分ですので。

感想

トリックがすごすぎる。

一体どんな脳みそ持っていたらこんな話が書けるのだろうと思う。

ミステリ作品を読んでいくたびに、趣向を凝らしたテクニックは唸らされるばかりではあるが、次第にどこかで見たことのあるような展開やトリックだなと感じ始めることもままある。

時折、本作のような超刺激物的なミステリ作品が現れると、とてつもなく興奮してしまう。

人間の限界はあんなところじゃなかったんだと思い知らされ、次のミステリについつい手が伸びてしまう。

これだからミステリを読むのはやめられない。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この作品は、間違いなくあなたの頭に、心に、強く強く印象を刻みつける作品です。

これほどインパクトのあるミステリはそうそう現れるものではありません。

読みたいと思ったときが読みどきです。

今すぐポチって読みふけりましょう。

この記事を書いた人

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